フォレスターという車をご存知ですか?
2018年にフルモデルチェンジしたばかりの、スバルの人気SUVとなっていて、国内外で売り上げを伸ばしています。
CMとかでも宣伝していましたので、知っているとか、聞いたことがあるって人もおおいのではないでしょうか?
車を買った時に気にしなければならない事って、いろいろあると思いますが、今回は安全走行に必要な整備について、特に車のタイヤやオイルについてご紹介していきます。
フォレスターの新型が安全性能がいかに高いといえども、整備を怠る事なかれというわけで、しっかり見て言って下さい。
オイルの役割って?
車でいうオイルとは、エンジンの動きをよくするエンジンオイルのことを言います。
車を動かすエンジンが動くのを助けるのがエンジンオイルといった感じですね。
オイルにはその中でも大きく分けて
- 冷却作用
- 密閉作用
- 潤滑作用
- 防錆作用
- 清浄分散作用
の5つがあります。
オイルがないと、エンジン内は摩擦によってとても高温になったり、空気や発生する水蒸気などによって腐食やサビにつながりますので、それらを防ぎます。
また、汚れが溜まりやすく、普通の方法では取りにくいので、液体のオイルを使って取り除き、オイル内に汚れを蓄積することで、エンジンの汚れを取っています。
オイル交換の基本
オイル交換時期
エンジンにとってなくてはならない便利なオイルですが、汚れを取り込んでいっているので、1度入れたらそのままでいいというわけではありません。
スバルの公式の情報では、オイル交換の目安は1年ごとまたは走行距離が10,000kmになるごととのことです。
これは必要最低限であって、理想としてはこの半分の、半年間または5,000kmごとになってきます。
引用:https://cacaca.jp/dictionary/maintenance-dictionary/10026/
上図をご覧ください。
右がエンジンオイルを使い続けて、交換するべき時期のオイルで、左のが新品のオイルとなっています。
並べて見てみれば一目瞭然ですね。
オレンジがかって透き通ったようないい色のオイルが、エンジンの汚れを取り続けることによって、黒くくすんでいます。
上で紹介した数値は、あくまでも目安になっているので、自分の目で確かめてみるのが一番ですね。
車のボンネットを開けてみて、エンジンに右の写真のような黒い汚れがたくさんついていたら、数値に達していなくてもオイル交換をすることをおすすめします。
オイルの選び方
引用:https://www.amazon.co.jp/
画像はオイルの容器なのですが、数字があるのがわかると思います。
この表示はオイル粘度といい、車ごとに適する数値が変わってきます。
画像のように5W-30となっている場合、Wの左側の5が低温時の粘度を表します。この数字が小さくなっているほど低温時に性能を発揮しやすくなっています。
Wの右側の30が高温時の粘度を表していて、こちらは大きくなっているほど、高温時に性能をはっきしてくれます。
2つの数字の差が、大きければ大きいほどもちろん完璧なのですが、なかなか難しいものがあります。
そこで、車に適した粘度のオイルを買うことが必要になっています。
フォレスターの新型でオイルが必要なTouring,Premium,X-BREAKのグレードでは0W-20となっていますので、参考にしてみてください。
粘度が同じオイルもさまざまな種類があり、どれを選べばよいか迷いますよね。
そんな時は、スバルの純正のオイルがおすすめとなっています。
フォレスターに搭載されているエンジンは水平対向エンジンとなっていますが、スバルの純正オイルは水平対向エンジンの特性に合わせて作られています。
市販されているオイルに比べて、厳しい基準をクリアしているので、相当質の高いものになっています。
オイル交換はディーラーをおすすめ
オイルをそろそろ交換しなきゃなと思ったらスバルのディーラーにいくことをおすすめします。
ディーラーでならスバル車を熟知した人にオイル交換をしてもらうことができます。
確かに、他の方法に比べると、少々値段が高くなってしまう欠点があるのですが、スバルディーラーの方がオイルの質も間違いなく、安心安全ですので、ぜひやってみてください。
タイヤの基本
タイヤのついていない車ってありませんよね笑
タイヤについて知っておいて悪いことはないと思います。
フォレスター新型に取り付けられているタイヤのサイズ紹介です。
・Touring,X-BREAK
225/60R17(17インチ)
・Premium,Advance
225/55R18(18インチ)
これだけ書かれても何が何だかわからないという人も多いと思います。
Touring,X-BREAKの数値を使って説明していきますね。
225という数値はタイヤの幅を表していて、幅が225mmだということです。
60という数値は、タイヤのゴム部分の厚さがタイヤの幅に対して、扁平率が60%であることを表しています。
17はホイールのみの直径が17インチであることを表しています。
ここで聞きなれない扁平率という言葉が出てきましたが、これはなんでしょうか?
タイヤでこの扁平率を用いる場合、簡単なことで
(タイヤの断面の高さ/タイヤの厚さ)×100
で求められます。
タイヤのサイズは、乗り心地や見た目に直結してくる重要な要因となっています。
ホイールのインチが小さく、幅が広くなっているものの方が基本的には走行中の衝撃をより吸収してくれるので、乗り心地がよくなりますよ。
一方、ホイールのサイズが大きく幅が狭いものほど見た目としてはスタイリッシュに見えるでしょう。
新型フォレスターで言えば、Touring,X-BREAKのタイヤの方が乗り心地重視、Premium,Advanceのタイヤの方がスタイリッシュな見た目重視になっていますね。
世の中には、スバルの純正のもののサイズを超えて交換する、サイズアップをするという方も一定数いると思います。
サイズアップをする、サイズアップに今日にがあるという方は、見た目的によりスタイリッシュになってカッコいいといったメリットの部分だけでなく、先ほど紹介したような乗り心地の悪化といったデメリットの部分もしっかり理解した上でおこなってくださいね。
タイヤ交換を紹介
タイヤももちろんエンジンオイルと同じように消耗品ですので、交換が必要になってくるわけです。
タイヤは車の中で唯一地面と常に接している部分であるので、より一層厳重な注意が必要になってきます。
車のタイヤを人生で一度も見たことがないという方はまずいないと思いますので、タイヤに溝が掘られるているのを見たことがあると思います。
車を走らせていくうちに、今のタイヤの素材が強くなってきているとは言え、地面との摩擦とかでだんだんと溝が小さくなっていきます。
3mm程度になると車検で交換を勧められるそうですので、見るからに溝が少なくなってきたな、と思ったら専門店などにいって見るといいですね。
他にも地面からの熱や紫外線にさらされ続けることによるゴムの劣化やタイヤのひび割れもとても危険ですので、ひび割れが確認されたら交換をおすすめします。
交換については、自分より専門の知識と設備の揃ったところでやるのが一番安全です。
例えば、ガソリンスタンドやディーラー、車用品店といったところですね。
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