車を所有する以上は避けては通れないのが車検ではないでしょうか?
新車購入後は3年後、その後は2年後に受けないと公道を走れない法律となっております。
そこで今回はタントの車検費用、ディーラーに頼む方が良いのか、他社ディーラーでも対応してくれるのか、さらに私も実践しました車検を安く抑える方法などご紹介しようと思います。
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タントの車検費用は?ディーラーに頼む方が良い?
法的に定められ、新車購入後3年、その後は2年おきに受けないと乗ることが出来ないのが車検です。
1回の費用も10万円前後かかり痛手ですね。
まず、車検の諸費用の内容を見てみましょう。
車検で必ず必要な費用
車検の際に必ず必要となる費用を見て行きましょう。
絶対に必要な項目ですので、車検を受ける上では省くことが許されない部分ですので覚えておきましょう。
自賠責保険
新車購入時、車検時に加入する保険です。
毎年、もしくは分割で毎年払っている自動車保険と区別がつきにくいと思いますが、自賠責保険に加入しないと車を運転することが出来ません。
もし、事故が発生した場合、まず自賠責保険から費用が支払われ、残りの残価を自動車保険で支払う仕組みになっております。
また、車を購入時自賠責保険の加入が「プラス1カ月」となっている点が疑問に思われるのではないでしょうか?
通常2年おきの車検で24カ月で良いと思われますが、車検は満期日より1カ月早く受けることが可能ですのです。
もし、1カ月早く車検を受けて24カ月に加入すると、翌年は1カ月短くなり、車検と保険の満期日が一致しない為このような処置がなされております。
その後は24カ月の加入となり、費用は25070円です。
自動車重量税
こちらも省くことが出来ない車検費用の項目となっております。
税と付く物は必ず支払わないといけませんので必須項目です。
費用は8800円です。
必要印紙、用紙代
車検の際に国に提出する書類が決められております。必要印紙代1400円で、用紙代は含まれない場合がございます。
ちなみに用紙代は30円です。
よって、必要最低限の費用は35270円となり、避けては通れない金額です。
ディーラー車検で高くなるのはなぜ?
必要最低限の費用が35270円と言いましたが、実際にはそれ以上かかり、結局10万円近くかかるケースもあります。
それは、車検の検査基準があり、検査基準に合格しない場合、修理し基準に合格するように整備する必要がります。
その為、交換が必要な部品の代金、作業工賃などが積み重なり価格が上がる仕組みです。
タントの車検はディーラー以外でも可能?ダイハツ以外のディーラーでも対応してくれる?
新車購入をディーラーでされた方は車検満了近くなると家にハガキが届いて車検を知らせてくれるディーラーもあります。
しかし、引っ越しなどで近くにディーラーが無い場合困りますよね。
実はディーラーでなくても車検を通すことは可能です。
他車ディーラーでも対応可能ですし、もし交換部品が発生した場合でもダイハツの部品を取り寄せて交換してくれる為出来上がりにはさほど差はありません。
現に町工場の車検専門で経営している店も対応可能で、車検費用が安い場合もあります。
では、正規ディーラー、他社ディーラー、車検専門店のメリット、デメリットを見てみましょう。
車検を出す場合は必見!ディーラー、ディーラー外の良し悪しです。まず、ダイハツ正規ディーラーで車検をした場合のメリット、デメリットを見て行きましょう。
ダイハツで車検をする場合
メリット
・新車購入した店なら車検の段取りなど任せられる
・車検の間代車を貸し出してくれる場合もある
・正規ディーラーなので整備に精通した方が整備してくれて安心
デメリット
・価格は少し割高
・立ち合い車検が基本だが過剰交換が多め
安心を第一に考えるならディーラーがおススメです。
代車の手配など手厚くフォローしてくれる心強い点もありますが、費用は少し割高です。
ディーラーは車検での交換部品、工賃で運営していますので、必要以上に交換を迫られる場合もあります。
「このまま乗ると車が止まってしまいます」や「いつ壊れてもおかしくない」と言い交換するよう促す面もあります。
ダイハツ以外のディーラーで受ける場合
メリット
・どのディーラーでも即座に対応してくれる為便利
・交換部品も純正部品を取り寄せ、もしくは類似品のジェネリック部品を使い費用が少し安い
・車に精通するプロなので任せて安心
デメリット
・代車の手配など他車だと後回しになりやすい
・車検の必要日数が多くなる場合もある
どのディーラーでも車検は快く引き受けてくれますので、わざわざ遠方に行く必要もありません。
他車とは言えども車に精通したプロが整備し、車検しますので安心です。
しかし、交換部品が発生した場合は店舗に在庫がありませんので取り寄せの為に数日かかったりする場合もあります。
また、代車の手配が後回しになりがちです。
車検専門店に頼む場合
メリット
・費用を安く済ませれるケースもありお買い得
・ガソリンスタンドも車検している場所もあり車検に出すのが楽
デメリット
・整備の良し悪しはばらつく
・基本代車の貸し出しは見込めない
とにかく費用を安く済ませるのであれば車検専門店に持って行く方が良いでしょう。
ディーラーと同じく全国各地にありますのでどこでも車検を受けることが出来ますのでわざわざディーラーに持って行く手間を考えると家の近くで依頼出来る為便利です。
しかし、全てとは言いませんが、整備の良し悪しはばらつく傾向です。
安いには必ず理由はありますので注意しましょう。
タントの車検を安くする方法教えます!
上記ではディーラーもしくは車検専門店に車検を依頼する形ですが、実は自分でも車検を通すことが可能です。
実際に私もしていますが、コツをつかめば午前中で車検が終了します。
その方法は「ユーザー車検」です。
ユーザー車検とは陸運局に車を持って行き、自ら車検工程を受けることで即日新しい車検書を引き受けることが出来、時間と費用を考えると一番安く車検を通すことが可能です。
実際にかかる費用は上記の必要最低限の費用のみですので、3万5000円ほどで車検が通ってしまいます。
実際には整備が必要になります。
自分でするのも可能ですが、車体を持ち上げての点検など少し知識が必要になります。そこで、ディーラーなどで、「24カ月点検」をお願いしましょう。
24カ月点検とは車検で整備する項目のことを言いそれに基づいて整備してもらえます。
この際追加で部品交換が必要な場合は追加費用が必要ですが、新車購入からの初車検などの場合、交換する部品も少なくユーザー車検に向いています。
私の場合、ユーザー車検で通していますが、点検も自分で行い問題なく車検に合格していますが、後々のトラブルは自己責任になりますので注意が必要です。
タント車検費用、ディーラー、他社工場対応、タントの車検を安くする方法まとめ
車検費用を安く抑えたいのであればユーザー車検が一番安く済みますが、あくまでも自分で整備出来て、車検適応できるようにすることが必要です。
実際点検、整備を難しく考えがちですが、点検記録簿の表示通りに点検して行くだけですので、点検自体は難しくはありません。
しかし、整備となると分解、清掃、調整などが必要となる為技術と経験がどうしても必要になります。
安心を取るのであればディーラーにお願いした方が確実ですし、費用を安くするにはリスクを伴います。
車検の技術、経験は今後車に乗る以上必要になりますので是非習得してみてはいかがでしょうか?
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