2014年に発売され、2017年にマイナーチェンジした、トヨタエスクァイアですが、
ベースとなった、ノア、ヴォクシーと共に高い人気を誇っています。
なぜ人気なのか、実際に試乗した方の声を集めてみました。
Contents
トヨタエスクァイアに試乗してみました
引用URL https://toyota.jp/esquire/
実際に試乗された方の声を拾って見ました。
ハイブリッド車とガソリン車をそれぞれ見てみます。
ハイブリッド Gi プレミアムパッケージの試乗
引用URL https://toyota.jp/esquire/
車内はノア、ヴォクシーよりも上質で、シートの生地も柔軟で座り心地も良いです。
シートの生地には、肌触りの良いブランノーブと合成皮革を使っているとの事で、その効果だと思います。
内装装備はUSB端子を充実させて、ハイブリッドには100V/1500Wの充電設備もあります。
この電源コンセントは便利な機能ですが、ユニットが前席の中央に設置されているため、前席から後席へ
ウォークスルーで移動するのは出来ません。
3列目のシートは座面が少し短いですが、おおむね快適です。
マイナーチェンジ前に比べて最も改善されたのは乗り心地で、路上の細かな凸凹を伝えにくく、
段差を乗り越えた時のショックの伝わり方も小さくなっています。
峠道などを走るとボディの傾き方が大きく、危険を回避する時は揺り返しも拡大しやすいですが、
挙動の変化は比較的穏やかです。安定性が高いとは言えませんが、車両全体のバランスは取れていて
違和感なく運転できました。
Gi 4WDの試乗
引用URL https://toyota.jp/esquire/
ガソリン車はシフトに、7速シーケンシャルシフトマチックを採用しています。
CVT車ですが、Mポジションに入れることでマニュアル感覚を楽しむことが出来ます。
ハイブリッド車と比べると、ガソリン車は、静粛性の部分では劣ります。
ただ、ガソリン車にもアイドリングストップが装備されているので気にはならないレベルです。
直線でアクセルを踏み込んだ時の加速は、乗り比べたハイブリッド車よりもスムーズでした。
コーナーでも安定してると思います。
坂道走行では、特にアクセルを思いっきり踏まなくても登ります。
エンジン音が室内中に響き渡ることもありませんでした。
風切音は殆ど気にならない程度です。
ドアミラーの形状に工夫を加えて、音を抑えている、との事でした。
トヨタエスクァイアの実際の試乗評価はどう?
試乗した方の評価を良い点、悪い点でまとめてみました。
試乗評価【良い点】
・内装の質感がいい。
・ハイブリッド車のエンジン音が静か。
・グリル部分に高級感がある。
・ハンドルやシフトノブが本革で、内装は高級感がある。
・ハイブリッドは、走り出し、エンジンのかかりはじめもスムーズでシームレス。
・視界は全方向開けている印象で、ハンドルその他操作系も軽くてクセがないので、女性でも運転しやすそう。
・シートの革も肌触りが良くて質感が高く座り心地も良かった。
・ガソリン車のセンターコンソールはペットボトルも入れられるので便利。
・ガソリン車でも、静粛性は高く、振動がしっかりおさえられていて乗り心地も良かった。
・2列目はかなり広々しているので家族で使うには便利。
・アイドリングストップの制御も上手くマネージメントされており、煩わしい振動やセルモーターの嫌な音もない。
・特別仕様車でやっと出てくる場合が多いコンビシートが標準で付いてるのはラッキー。
・このコンパクトさでも3列目に大人が座っても問題ない。
- ワンボックスミニバンなのに燃費がいい。
試乗評価【悪い点】
・3列目は、長時間乗るのは厳しいかも。
・ダッシュボードのプラスチックの質感が悪い。
・走行面はセダンと比べると、あまり良くない。
・フロントグリルは洗車しづらそう。
・自動ブレーキなどの安全装備がこのクラスでは最下位。
・インパネがプラスチックっぽい
・足回りがやや突っ張った感じがした。
・フロントマスクに品がない。
・ノア&ヴォクシーに装飾を施しただけで、中身はまったく変わらない。
試乗評価まとめ
実際に試乗した方の評価を見ると、良い評価には、内装の豪華さ、シートの質感、
運転のしやすさが多くあげれられています。
逆に悪い評価には、ダッシュボードの質感、3列目の狭さが上げられています。
全体的には良い評価が多い印象です。
というのも、エスクァイアのコンセプトが、ノア、ヴォクシーは人と同じだから嫌だけど、
ヴェルファイア、アルファードは高すぎて手が出せない、という方がターゲットにあります。
そのターゲットの方たちが気に入る、内装の高級感を上手く演出している、という評価です。
試乗評価を見る限りでは、走行性能は、ノア、ヴォクシーと殆ど変わらない、との評価が大半です。
それでもエスクァイアが高い支持を集めているのは、トヨタのターゲッティングの勝利といえると思います。
トヨタエスクァイアにはこう乗ってみよう!試乗のポイントを紹介します
トヨタエスクァイアに試乗する際に、何を気をつければいいのか、
まずは一般的に試乗した時にチェックする点をお知らせします。
試乗時の一般的なチェックポイント
①運転席まわり
・アクセルやブレーキの踏みやすさ
・シートの座り心地やハンドルの握り
・視界の広さ(前方、後方)
・メーターの見みやすさ
・ダッシュボードのボタンの配置
②内装
・座席の座りやすさ
・座席の稼動範囲
・内装の質感
・収納の広さ、ドリンクホルダーの場所、数
・空調の効き
・ドアの開閉スペース
・乗り降りのしやすさ
③エクステリア
・ボディデザインの確認
・ボディカラーの確認
・エンジンルームの手入れ
・トランクのスペース
・車両のサイズ
④運転時のチェック
・ハンドリング
・走行音
・加速/ブレーキ/コーナリング
・ATのギア変化
・MTのシフトフィール
・車庫への出し入れ
⑤試乗条件
・出来れば2名以上で試乗
・試乗は2回以上実施
・様々なコースを試乗
・時間帯を変えて試乗
以上が一般的に、試乗時にチェックが必要と言われているポイントです。
特に試乗回数に関しては、気をつけたい点です。
大抵の方は、1回だけで判断しがちです。
しかし、1回の試乗では、ディーラーの指定するコースを走る事が殆どで、走りコースを走ります。
自分が良く通る道や、時間帯を変えて、走ってみる事で、思いもよらない事に気づくことがあります。
エスクァイア試乗時のチェックポイント
引用URL https://toyota.jp/esquire/
エスクァイアを試乗する際に特に気をつけたいポイントをまとめました。
①エクステリアの印象
エスクァイアは、フロントグリルが特徴です。
購入した方は、この部分を気に入ったという方が多いです。
まずは、フロントグリルをどう感じるか、確認しましょう。
②3列目シートの広さ
引用URL https://toyota.jp/esquire/
内装に関しては、高級感があり、気に入る方が多いです。
意見が分かれるのが、3列目シートの広さです。
これで充分と言う方、狭いという方、がいます。
3列目シートにどなたか乗せる可能性があれば、確認をしましょう。
③操作性
エスクァイアは、5ナンバーミニバンなので、小回りに関しては、評価している方が多いです。
しかし、気になるのが、高速走行時に横風に煽られる、というコメントが多いです。
試乗で高速道路を走るのは難しいと思いますが、比較的スピードの出しやすいバイパスなどを走ってみましょう。
また、カーブで横滑りをする、と言うコメントも見かけました。
雨天時でカーブを走ってみる、という事も必要かも知れません。
トヨタエスクァイア試乗評価は?実際に乗りました!良い?悪い?のまとめ
いかがでしたでしょうか。
ノア、ヴォクシーの上級モデルとして、人気の高いエスクァイアですが、
賛否が分かれる部分がやはりあります。
エクステリア、内装、3列目シートの乗り心地あたりは
特に賛否が分かれている印象です。
その部分が自分の気になる点かどうか、試乗をして確認をしてから、購入を検討しましょう。