デミオは現在のマツダの主力車種です。
マツダの販売台数の多くがデミオになっています。
そんな主力車種なので生産台数も多いですが、それ以上に需要も高い1台です。
需要より供給が少ない車になると、納期が遅れます。
デミオの場合、新車の契約から納車までどのくらいかかるのでしょうか?
最新の納期情報を調査してみました。

デミオの納期について

デミオはマツダ車で最も売れている車になります。
多種多様なグレードを展開して、幅広いニーズに対応しています。
そのような人気車種になると、どうしても気になるのが納期です。

デミオの納期情報

現在のデミオの納期を調査しました。
調べると、1か月から3か月待ちとのことです。
1か月待ちなら、新車の納期としては妥当です。
3か月待ちとなると、少し長いですね。
1月に契約した場合、納車が4月になります。

デミオの販売台数

デミオの販売台数は毎月約4,000台前後で推移しています。
2018年上半期の販売台数は26,975台で登録車ランキングでは20位でした。
全体の順位は低めですが、マツダ車最上位がこのデミオになります。

国産他社ライバル車と比較すると、
日産ノートが月10,000台以上。
トヨタアクアが月10,000台前後。
ホンダフィットが月8,000台前後。

純粋な販売台数の比較では、デミオは国産他社ライバル車より劣っています。
ただこれは全国展開する販売ディーラー網の差でもあります。
マツダはトヨタ日産ホンダと比較して販売店の絶対数が少ないので、この販売台数の差は仕方ありません。

デミオの納期を短くする方法はある?

デミオの場合、納期が1か月から3か月待ちです。
1か月なら待てるでしょうが、3か月は待てないといった方々もいらっしゃるでしょう。
そんな方々のために納期を短くする方法をご紹介します。

新古車、中古車を買う

新古車や中古車なら車が既に存在するので、納期は大幅に短縮可能です。
その前に、新古車という言葉を解説します。

新古車には大きく分けて2種類あります。

  • 登録済み未使用車
  • 試乗車落ち中古車

この2種類は似て非なるものです。

登録済み未使用車は、新車にナンバーを付けただけの車です。
登録してナンバーを付けてから1か月から2か月程度経過した車。
走行距離も100キロ未満の車が多いです。
これはほとんど新車と変わりません。

新車との違いは、

  • 好みのボディカラーやメーカーオプションが選べない
  • マットやバイザー等、最低限のディーラーオプションも付いていない

といった違いがあります。

価格は新車より若干安い程度ですが、ディーラーオプションを付けていくと新車とほぼ変わりません。
さらに新車のような残価設定ローンや低金利ローンも組めない場合が大半なので、結果的に新車より割高になる場合も多いです。

試乗車落ち中古車は、新車ディーラーで試乗車として使っていた車を中古車ディーラーで販売している車です。
新車登録から半年から1年ほど経過した車が大半で、走行距離も5000キロ前後になります。

試乗車の入れ替えは、新車がマイナーチェンジ等を行った場合に実施されます。
そのため中古車ディーラーで売っている試乗車落ち中古車は、新車で販売している車と全く同一ではありません。

若干ですが型落ちの車になります。
その分新車よりは安く、メーカーオプションも主要な装備が付いている車が多いです。
マットやバイザー等のディーラーオプションも付いているので、新車との価格差はそれなりにあります。

さらにマツダ中古車ディーラーで購入すれば新車保証継承も受けられるので。安心して乗れる車になります。
ただ試乗車落ち中古車も、好みのボディカラーやメーカーオプションは選べません。

キャンセルが出た車を買う

新車ディーラー稀にキャンセル車が存在します。
ディーラー側のオーダーミス等で、ユーザーの要望とは異なる車が届いた場合です。
そうなったらキャンセルとなり、ユーザーは新たにオーダーし直すか、別のディーラーで注文します。

そしてキャンセル車は売れ残りとなり、その処理は販売店に委ねられます。
販売店もキャンセル車をいつまでも抱えているわけにはいかないので。早急に処理する必要があります。
そのような場合はデミオを商談している他のお客に、
『このような車があり、お買い得に提供できますがいかがでしょうか?』
のように打診します。

キャンセル車なのでユーザーの好みのボディカラーは装備とは異なります。
それでも通常の新車購入より大幅に安く購入可能です。

またキャンセル車なら車は既に存在するので、納期も短いです。
ただそのようなキャンセル車に巡り合えるかどうかは運次第です。

たとえキャンセル車が存在しても、ユーザーの要望するグレードとは全く異なる車であれば、購入しないほうがいいです。
キャンセル車狙いはあくまで運次第で、狙って出来るものではありません。

人気があるカラー、グレードを買う

デミオの新車納期に1か月から3か月という幅があるのは、グレードにより納期が異なるからです。
多く売れる人気グレードは生産台数が多く、逆に売れない不人気グレードは生産台数が少ないです。

納期が3か月となった場合は、不人気グレードの場合が高いです。
そのような場合は、人気グレードに変更すれば納期は短縮出来ます。

デミオの場合、最も量販グレードはディーゼルのXDツーリングです。
スタンダードグレードのXDや最上級グレードのXD Lパッケージを選択したのであれば、XDツーリングに変更すれば納期が短くなります。

ガソリン車の場合も同様です。
ガソリン車を選んだユーザーが、納期短縮のためXDツーリングにグレードを変更するのは難しいです。
ですがガソリン車で量販グレードの15Sなら、こちらも納期が短くなります。

ディーゼル車ならXDツーリング。
ガソリン車なら15S。

このグレードに変更すれば納期短縮は可能です。
同様にボディカラーの変更でも納期は短くなります。
特別塗装色のダークグレーではなく、パールホワイトに変更する。
ダークブルーではなく、ブラックに変更する。
これでも納期は短くなります。

デミオの納車日までにしておくこと

新車のデミオを契約してから納車日まで、ある程度の時間がかかります。
その間にやっておくことがいくつか存在します。
納車前までにやっておくこと、納車後のやっておくことについて触れてみます。

納車日までにすること

納車日までにやっておくことで重要なのは、任意保険の車両入替です。
現在乗っている車は下取りに出すか、買取店に引き取ってもらうかの2択になります。

そして納車日当日に、保険を切り替える必要があります。
保険の代理店に連絡を入れたり、ダイレクト系であれば保険会社に直接連絡を入れて車両入替手続きをしておく必要があります。

車が新車になれば保険条件が変わり、保険料も変わります。
そのあたりをしっかり確認して、追加の保険料が発生した場合は事前に支払い手続きを済ませておきます。

納車日に任意保険が切り替わっている状態にしておくことが最も重要です。
次に現在乗っている車の書類も準備しておきます。

下取りに出す、または買取店に引き取ってもらう場合は、名義変更用の書類も必要になります。
これはケースバイケースで変わりますが、市役所等で印鑑証明や住民票等が必要になるので準備しておきます。
印鑑証明が必要な場合は実印も必要なので、こちらも準備しておきましょう。

納車されたらすること

車が納車されたら、デミオとの新しいカーライフの始まりです。
ここで気を付けるのは、車はあくまで機械であることを理解することです。

機械である以上、初期不良等が起こる場合が高いです。
最近の国産車は初期不良等がほとんど起きませんが、稀に起こることはあります。
そんな初期不良に気付いたら、早急に販売ディーラーに連絡して対応してもらいましょう。

またデミオを実際に使ってみて、分からないこともいくつか出てくるかとは思います。
車にはもちろん取扱説明書が存在しますが、最近の取説はとても分厚いので目を通すだけで一苦労です。
販売ディーラーとは今後長い付き合いになります。
少しでも関係を良くするためにも、小さな疑問があればどんどん聞きましょう。

まとめ

デミオの納期や納期短縮の方法について検討しました。
登録済み未使用車を狙うのも有効な方法ですが、それにはやはり妥協が生まれます。
納期短縮のために妥協した場合、それが後まで尾を引く可能性も高いです。

デミオはコンパクトカーですが、それでも高額な買い物になります。
特にディーゼル車は下取り査定時も高額査定になるので、納期短縮の妥協が下取り価格低下になる可能性もあります。
納期短縮に関しては、慎重に行動されるのをおすすめします。

 

デミオの値引きについては、こちらのサイトで詳しく紹介しています。

↓ ↓ ↓

デミオの値引き額はどれくらい?

 

この記事を書いた人

いざ

街中でも、郊外でも、高速でも、いろんな場面で乗れるコンパクトカー。そんなデミオに乗って、

海や、山へドライブに行くのも楽しそうです。狭い道でも、デミオならすいすいと抜けられそうです。