ホンダ・フリードは2016年のフルモデルチェンジで、フリードスパイクの後継車として2列シートモデルのフリード+が登場しています。
フリード+は2列シートモデルの為、荷室スペースが広く確保されていて、フリード+の収納力アップを狙えるアクセサリーなども多数販売されています。
今回はフリード+の荷室の容量やオススメのアクセサリー情報を紹介していきます。
Contents
フリードプラスの荷物の積み込みやすさはどう?
フリード+は通常のフリードと比べると全長やバックドア開口部のサイズが異なっていて、荷物の積み込みやすさはどうなのか、気になりますよね。
最初にフリード+の全長に関してですが、フリード+の全長はFF車なら4,295㎜で、フリードと比べると30㎜長くなっています。
全長がフリードより伸びている分、荷室スペースの広さも拡張されていて、セカンドシートを利用していてもフリード+なら大きな荷物を荷室に積み込むことが可能となっています。
そして、バックドア開口部のサイズについてですが、フリード+はバックドアがフリードとは違う専用設計になっていて、テールゲート部分の各サイズは下記の通りになります。
▼フリード、フリード+ テールゲートサイズ
車種名 | 開口部高さ | 開口部最大幅 | 開口部地上高 |
フリード | 1,100㎜ | 1,080㎜ | 480㎜ |
フリード+ | 1,255㎜ | 1,080㎜ | 335㎜ |
まず、開口部の高さを比べるとフリード+は開口部高さが1,255㎜で、フリードより155㎜も開口部が高く、ベビーカーなども折り畳まずに楽に積み込めるサイズが確保されています。
次に開口部の幅ですが、フリード、フリード+はテールゲートの幅に関しては差はなく、どちらも1,080㎜となっています。
ただ、フリードは荷室を広く確保する場合、サードシートを荷室横に跳ね上げるので、荷室幅を狭めてしまう欠点があって、荷室内部の幅はフリード+の方が広く確保できます。
そして、開口部の地上高ですが、フリード+の地上高は335㎜で、フリードと地上高を比べるとフリード+の方が145㎜も地上に近くなっています。
開口部の地上高が低い為、フリード+は大きく持ち上げなくても荷物を積み入れることが可能で、重い荷物も楽に積み込めます。
フリード+はテールゲートの高さが大きく確保されていて、テールゲートと地上との距離も近いので、荷物の積み込みやすさはかなり良くなっています。
フリードプラスの荷室の広さはどのぐらい?
フリード+はセカンドシートが廃止されている為、荷室スペースは大きく確保されていて、実際の広さはどのぐらいなのか、気になりますよね。
荷室スペースの広さはフリード+のシートアレンジ次第で違っていて、特にノーマルモード、ビッグラゲッジモード、おやすみモードでは荷室の長さは大きく異なっています。
最初にノーマルモード利用時の荷室スペースですが、ノーマルモードでの荷室の広さは荷室長が約85㎝、荷室高は約130㎝、荷室幅は約120㎝ほどになります。
▼ノーマルモード
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/utility/
ノーマルモードはセカンドシートが利用できるアレンジなので、荷室長は約85㎝と他のシートアレンジに比べて狭くなっていて、大型の荷物となると積み込めない場合もあります。
ただ、ノーマルモード利用時は定員数が最大5人と多めに確保でき、買い物荷物程度なら楽に積み込めるスペースがあるので、フリード+をファミリーカーとして使う方は利用機会も多くなると思います。
次にビッグラゲッジモードの荷室スペースですが、ビッグラゲッジモードでの荷室の広さは荷室長が約160㎝、荷室高は約130㎝、荷室幅は約120㎝ほどになります。
▼ビッグラゲッジモード
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/utility/
ビッグラゲッジモードはセカンドシートを折り畳んで荷室を広くするアレンジで、セカンドシートが使えなくなる分、荷室長は約160㎝とノーマルモードより大きなサイズが確保できます。
その為、大きな荷物を積み込んでも余裕があるスペースが確保でき、定員数は二人までになりますが、大型の荷物を積み込む時にはビッグラゲッジモードが役立ちます。
また、フリード+のシートアレンジではセカンドシートの半分のみをアレンジすることが可能で、ハーフラゲッジモードを利用すれば定員数を増やして荷室を広く確保できます。
▼ハーフラゲッジモード
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/utility/
ハーフラゲッジモードは定員数が3人まで確保できるので、複数人で乗りながら荷物を積み込めるスペースを作りたい時には、ハーフラゲッジモードを利用するのがいいでしょう。
そして、おやすみモードの荷室スペースですが、おやすみモードでの荷室の広さは荷室長が約190㎝、荷室高は約130㎝、荷室幅は約120㎝ほどになります。
▼おやすみモード
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/utility/
おやすみモードはセカンドシートだけではなく、運転席、助手席も折り畳むアレンジで、荷室長は約190㎝と長くなりますが、運転席も折り畳むので運転は不可能なアレンジとなっています。
しかし、荷室長がかなり長いので、フリード+で車内泊を行うならおやすみモードを利用すると休憩スペースを大きく確保可能で、身長180㎝ほどの大人二人が並んで休めるスペースが作れます。
フリード+は各アレンジ次第で荷室スペースの広さを変化させることが可能で、5人乗りで使うならノーマルモード、荷室を広く使うならビッグラゲッジモードなど、様々な場面に合わせたシートアレンジが用意されています。
フリードプラスに使えるオススメアクセサリーは?
引用:https://www.honda.co.jp/ACCESS/freed/recommend/
フリード+は荷室の収納力アップに繋がる純正アクセサリーが多数販売されていて、各オプション品を装着すると積載性能アップが狙えます。
例えば、フリード+の収納力アップに使えるアクセサリーとして、スライドレール&クロスバー、ラゲッジネット、ルーフラックなどがあります。
スライドレールはフリード+の荷室にあるユーティリティナットに装着するアクセサリーで、クロスバーと組み合わせて様々な使い方ができます。
▼スライドレール
▼クロスバー 使用例
引用:https://www.honda.co.jp/ACCESS/freed/interior/sliderailsystem_crossbar/
スライドレールとクロスバーはフリード+に大型の荷物を積み込んだり、服を干したりなど、様々な用途で役立つアイテムなので、収納力アップを狙うなら装着しておくのもいいと思います。
次にラゲッジネットですが、ラゲッジネットはフリード+の荷室に装着し、荷物の荷崩れを防ぐ為に使えるアクセサリーです。
▼ラゲッジネット
引用:https://www.honda.co.jp/ACCESS/freed/interior/luggagenet_tailgate/
フリード+に多数の荷物を積み込む場合、走行時に荷崩れを起こす可能性があって、ラゲッジネットがあれば荷崩れを防止できます。
特にユーティリティボードで荷室の上下分けている場合、ボード上部の荷物の荷崩れはラゲッジネットで防げるので、多数の荷物を積み込む機会が多い時には、ラゲッジネットを設置しておくと役立つ機会もあります。
そして、ルーフラックは天井に小物を収納できるスペースを確保できるアクセサリーです。
▼ルーフラック
引用:https://www.honda.co.jp/ACCESS/freed/interior/roofrack/
天井に設置するので、大型荷物の積み込みができるスペースは作れませんが、ラゲッジネットがあると小物なら十分に収納できるスペースが作れます。
さらにフリード+で車内泊を行う場合、車内泊グッズを入れておくスペースとしても利用可能で、天井に設置するので、車内泊を行う時に邪魔になることもありません。
ルーフラックは天井に新たな収納スペースを作れるアクセサリーなので、収納スペースの拡張を狙うなら設置しておくのもいいでしょう。
また、フリード+にベビーカーなどの積み込みを行う場合、タイダウンベルトも役立つ機会があります。
▼タイダウンベルト
引用:https://www.honda.co.jp/ACCESS/freed/interior/tiedownbelt/
タイダウンベルトは積み込んだ荷物を固定する時に使えるベルトで、ベビーカーなどの揺れで移動してしまう物の固定に役立ちます。
FF車ならベルト固定箇所が4ヶ所、4WD車は2ヶ所が荷室の下部にあるので、ベビーカー等を乗せる機会があるならタイダウンベルトを購入しておくのもいいと思います。
フリード+は収納に使える純正パーツが多数あって、特にスライドレール、ルーフラックなどは収納スペースの拡張や利便性アップが狙えるアクセサリーなので、装着を検討してみるのもおすすめです。
フリードプラスの荷室容量、おすすめアクセサリーまとめ
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/type/hybrid/
フリード+はフリードスパイクの後継車として登場した2列シートモデルで、フリードと比べると荷室は広く、テールゲートの開口部も専用設計が行われています。
特にフリード+のテールゲートはサイズが1,255×1,080とゲートの全長が長く、横幅もフリードと同サイズの1,080㎜確保されています。
さらにテールゲートは地上高が335㎜で、フリードと比べて地上までの距離が近く、荷物を大きく持ち上げなくても積み込めます。
また、フリード+はシートアレンジ次第で荷室の広さを変えることが可能で、ノーマルモードは約85×130×120㎝ほどになりますが、ビッグラゲッジモードなら約160×130×120㎝ほどまで拡張できます。
そして、フリード+には純正で様々なアクセサリーが販売されていて、スライドレール、ルーフラックなどのアイテムは収納スペースの利便性アップ、収納スペースの拡張に役立てられます。
他にもラゲッジネット、タイダウンベルトなど、荷室の補助に使えるアクセサリーもあって、使用用途に合わせて様々なアクセサリーで荷室の改造が狙えます。
フリード+は荷室が大きく確保されていて、テールゲートも大きく、純正のアクセサリーも多数など、収納力が高い小型ミニバンを求めている方に向いている性能を持っています。
フリード+の荷室容量やオススメアクセサリーが気になっている方は、今回の記事の内容を参考にしてみてください。
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